"みかんの貴婦人"と称される佐賀マンダリンの果肉と100%果汁を使用し、もぎたての美味しさをそのまま詰め込んだ「佐賀マンダリンゼリー」。新鮮な果肉と、ゼリーのサラっとしたさわやかな口あたりが特長です。
産直品のイメージで作られ、佐賀デザインコンペで優秀賞を受賞した逸品。
2010年8月10日にNHK佐賀放送局のガンコ堂の甘味日和で放送されました。
佐賀を代表する味として知られている"佐賀マンダリン"。温州みかんとオレンジの長所を併せ持つ、その美味しさから"みかんの貴婦人"と称されるほどです。通常のみかんに比べて栽培するのが難しい品種のため、育てるのに大変な手間ひまがかかります。そうして出来るものだからこそ、美味しさは格段に違うとのこと。熟した佐賀マンダリンは輝きのある濃い橙色で、その姿はとても美しく、強い甘味と香りは最高です。
「佐賀の風土で育った佐賀マンダリンの味を全国の皆さんに味わってもらいたい」という想いから"佐賀マンダリンゼリー"は生まれました。
まるいちの佐賀マンダリンゼリーは、果肉と100%果汁を使って作られています。佐賀マンダリン生産農家と専属契約をし、1年間安定して商品を提供することができるシステムが作られています。
まずは果肉の選別。"形が崩れていないか" "大きさのバランスはどうか"など、果肉1個1個を見極めながらの作業です。規定に外れたものは、ジュースへと加工されます。太陽と大地の恵みを受けて育った、美しい橙色の果肉をギュッと絞って、100%マンダリンジュースが出来上がります。
佐賀マンダリンゼリーの誕生までには、約2年にも及ぶ研究開発期間があったそうですが、何よりもこだわったのが"食い口"。ツルリとしたのど通りを実現するため、絞ったジュースと寒天を混ぜ合わせ、2度3度とろ過されます。そうすることで、つややかな輝きを放つなめらかなゼリーが生まれるのです。 「時代とともに変化する嗜好に合わせて、ゼリーの固さや甘味の調整も行ない、その美味しさに磨きをかけて進化しています」
ゼリーの素が出来あがったらいよいよ充填ですが、ここで最後の漉し作業が行われます。一番細かい目の漉器を通し、充填機へ。果肉の入ったパッケージへ美しい橙色のゼリーが注ぎ込まれ、すぐにフィルムで密閉されます。ライン上に佐賀マンダリンゼリーのオレンジの帯ができ、1回の作業で800個のゼリーが出来上がります。
ここで完成かと思いきや、ゼリーはお湯のたっぷりはられた釜の中へ。80度のお湯の中で30分間、低温殺菌を行ないます。低温殺菌することにより、佐賀マンダリンの風味を損なうことなく、長期間おいしさが持続するのです。
殺菌が終わったら、流水で冷やして固めます。
いよいよ包装へ。佐賀マンダリンの実をイメージした包装は1つひとつが手作業で行なわれます。果肉の選別から包装まで、いくつもの工程と人の手作業を経て、まるいちの「佐賀マンダリンゼリー」は完成するのです。
「佐賀マンダリンはたいへん手間のかかる品種のため生産量が年々減ってきて、原料の確保などは大変ですが"佐賀を代表するこの味を残して行きたい"という気持ちで作っています。佐賀の風土で育った、美味しい佐賀マンダリンゼリーを全国の皆さんに味わってもらいたいですね。」
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